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黒い黙許は開かれた止水を乱打して 

音言遊戯帖第98集

 

  

      Черный молчаливое является биением открытой печати   

 

 

❏ 2015.12.12-2016.01.03  

❏ Восемь  девяностый том тетрадей для игры звука слова  

 

 

 

 

Девяностый том тетрадей для игры звука слова Звук,звукозапись,стихи,Фото.и дизайн:.ОНЮГИ. Программное оборудавание, Cakewalk/MUSIC CREATER 5. ZOOM Handy Recorder H1.Shure SM57 микрофон,Cardioid DM-876S микрофон и Yamaha MV802 Хроматической насторойка,MT-1200,TU-12H. Зписался на звукстудии ругнои работы ОНЮГИКАН. 14 Февраля ~06 Мая 2016.    URL:http://onyuugi.wix.com/onyuugi/ Блог :言遊戯帖:http://kotoyuugi.seesaa.net/ 音遊戯帖:http://onyugiguitar.seesaa.net/ Email:onyuugi@infoseek.jpMusic,recording,poem,photo and sleeve design by onyugi.  Recording application software Cakewalk/MUSIC CREATER 5. ZOOM Handy Recorder H1.Shure SM57 microphone,Cardioid DM-876S microphone, and Yamaha MV802. MT-1200 Multi temperament tuner,Chromatic tuner TU-12H, Recorded in The Handmade Studio ON YUGIKAN. 14 February ~ 06 May 2016.   URL:http://onyuugi.wix.com/onyuugi/ Blog :言遊戯帖:http://kotoyuugi.seesaa.net/ 音遊戯帖:http://onyugiguitar.seesaa.net/Email:onyuugi@infoseek.jp

使用楽器・音具 Музыкальный инструмент/Звонкои инструмент

 

 

ギター5・Electric classic guitar(APX-7CN)

石(岩井海岸)4

YouTube

 

2:20 3:02 2:10 1:52 1:50 1:01 1:46 1:14 1:08 1:59 1:05 0:22

 

Общее время звучания Total time  19:45


各曲には長い沈黙が収録されています。ご注意ください。

 

 

黒い黙許は開かれた止水を乱打して

 

黒い黙許は開かれた止水を乱打して、その内面への理解を果たせ得ぬことへの理由を噛みしめる。そうしたむしろ濃密な 資性への忠実さを語りとするのは、決して驕りへの楚歌ではなく、転がされた碍子への機制的失墜でもない。つぶさに、引き寄せられて決壊する造語の切なさを 知ってもいるのだろう。そのうえなお、閉じ込められた不在区域への深海性を音信不通の鏡面に映しこみながら、L時に圧縮された唐突の蓋然的調和を走査す る。さらに、それらの陽動をそれた地球の半角形にして、それでも、足りない深みへの近似を外在批評への虚飾を見届けている。

 

黒先の支点から赤い明滅が見つめていたとしても

 

黒先の支点から赤い明滅が見つめていたとしても、開かれた作品は作品としてすべて開かれているのであるならば、すで に作品としてしか成立しようもない。それが熱い断裂への奇態であるにしても、カップの渦に絡めとられながら捻じ曲げてゆく悲痛の顔のように、エレガントさ は4.5年前の翳りの路を記憶している。そうして、その居心地の悪さは当事者への距離を忘れている、介在しては崩落する思考のようでもある。行過ぎたパン の甘い香りに齧りとられたまま、位置への望みを管理下においたつもりで、やはり捻じ曲がっていたのはおそらくはぶるさがったマンモスのノイズだろう。

 

腐朽化を灰失されたままの「接ぎ道」への派生は

 

腐朽化を灰失されたままの「接ぎ道」への派生は、蛇尾への算定を予測することはできないかもしれないが、選択概念の 暗黙の受動性を水溜りの俯きかげんに映してみる。それでも、そのまま、見えないまま連れて行ってくれたのは主題系を「情事」と諦めていたクジラの夢だっ た。それらの解釈の自在性を薄荷と見間違いながら、はさんだ栞の位置を忘れかけてもいたのは美的価値とはなんの関係もないという美的価値。他と場では原則 を掘り返す作業は与えられたうつろな義務へと収斂することも知らずに、その日を自意識を殺しながら、白い翳に三角定規をあてているのも決して指弾されるべ きものではないだろう。

 

もしかしたら紙が赤いサインマークだとしても

 

もしかしたら紙が赤いサインマークだとしても、どこまで行ってもなどということがありもしないのは目玉魚の矢印記号 に過ぎない。質された破壊の審判が欠けた緑虫のベッドの足に挟まった焦燥でもあり、どぎまぎする沈黙への強制であるにしても、バスの後ろを飛びながら付い てくるのもやはり目玉魚の価値の増殖過程なのかもしれない。だとするならば、転がっている倒錯を糧に過ぎた、桂冠を手元に手繰り寄せて、いつくしんでいる のも無駄なことではないのかもしれない。全体性という境界の曖昧さを避けながら、それでも、はかない備蓄への勤めを果たすのは20世紀の自転車操業。

 

ブリキのレカルストバを名指しして

 

ブリキのレカルストバを名指しして、規格化された生のありようを内省し、実質性のメートル原器を追放する。それらの 動的安定を使い古された語義への追憶に代えて、没落する精妙な散乱を準備していたのは物象化された批判の麻痺性かもしれない。それでも価値の亀裂を光のバ リケードとして、なおも、自他融合型の木漏れ日として追いかけてもいるのは、やはり、微分法の仕掛けでもあるのだろう。再構築をいかなる意味で基準律の後 ろ盾として、灰しても、熟慮された疲弊の事前承諾をやぶり捨て続けてきたのは、独断的倨傲という決着なのかもしれず、窓へのカデンツなのかもしれない。

 

逸脱した鉄路の収斂への遠方を光の付箋にして

 

逸脱した鉄路の収斂への遠方を光の付箋にして、燦№13を肢体のぎこちなさとして記する。被写体をそのままのボタン の鍵穴として中区wへの覚醒にゆだねかけていたのも、矛盾律違背を知らされたアヒルの足のようでもある。あのときの曇り雨を思い出すことはできないにして も、コンクリートの尖塔は公園からの羨望をそのままにしていた。それにしても異質な臆断的証言を、さらに定位様相の不可謬性に放り投げてしまったのはペン キ絵の切なさにも似ているし、空言への親近性をも内包している。だからといって、窮されるすべもなく、種を蒔き続けなければならないのは存在そのものの皮 相な豊穣そのものなのだろう。

 

失韻の廃層を頓挫の希望的即際にかえて

 

失韻の廃層を頓挫の希望的即際にかえて、それでも天蓋のかつての車軸を回しているのは橋をわたる孤独な救急車。見え ないものを見るために、覆われたプリコルールの言葉を武器にして、あらためて作成されたのはアンバランスな非常口。象徴的な因果論は、その帆の氾濫をあざ やかな自己の点綴を探り当てることのむなしさを知ってはいるが、転写された自己の弥縫でしかないことをも知っている。研ぎ澄まされて、その門へとはいって ゆくのはいたしかたないにしても、秘密の偵察に石されているのも刻まれた陰画の湿度をなぐさめているか細い補正なのかもしれず、時代への執着なのかもしれ ない。

 

オイミャコンの剥がれたリストの脈絡の切断に

 

オイミャコンの剥がれたリストの脈絡の切断に、信頼の喪失を嘆くにはあたらない。そのことを問うことの希薄さに平衡 した希薄さは、いつまでたっても置いてきぼりにされてしまうのだけれど、トロブリアンド島への紐帯を教えてくれたのは青い顔の文化人類学者。試行を頼りと しながら、行き忘れた駅への、その何も訪れることのない駅への感謝の祈りを書いた夜には、言葉をカテゴライズした氷が振舞われる。どこまでも静的な分類図 式を抱えて、自らの歌声を詰め込んで、広場を行くのは、やはり、崩壊後の褪めた詩人でもあったし、増幅された概念作用を知らぬ間に沈まなかった太陽かもし れない。

 

手繰り寄せられた曖昧性のポストの鍵穴と

 

手繰り寄せられた曖昧性のポストの鍵穴と、届けるつもりで中世の壁の出口を逃げ遅れた当惑の瞬間。木馬は凍り付い て、それでも石の隙間を出てもう一度ネジ巻きかけた丸い頭はブロッコリー。どこまでも霧の波止場ははためいたパイプの香りで、帽子も一緒に斜めに店じまい してしまっているし、右から流れてきた30年前がやはり、もう一度上から降りてきて、座礁した巨船を見送っている。ならば、灰色なのか黒なのか、判別は意 味がないと力説する政党員は錨に吊るされたまま、現実との緊張を味わってもいる。Bはと笑いかけ、凪を信頼していたし、メガホンはカモメに連れ去られた防 護服を着たまま屹立している。

 

紡ぎ合わされた自警への悔悟と

 

紡ぎ合わされた自警への悔悟と、歩き出した脳のか細さに評議された事実。質された過去への掘り起こされた乱数を転げ まわして、召集されたのは取り囲まれたひとりの村人。接近は許されるべきではなかったにもかかわらず、自己正当性は知性を排除したままの虚数を裸にしてし まう。漕ぎ出されて難破する錯綜船と、分断された対話への可能性を信じながら、いつかの挿入句を待ち続けていたのは果たして霊性というべきなのだろうか。 21年の開始を告げられた廃止に、さらに、ゆがんだ図形をなぞる表層性を携えていたのは論理的不整合という国を定めた抹消された歴史的境界線。

 

コンテクストのないままに座礁する

 

コンテクストのないままに座礁する、もの言わぬ終着点と、引っかき傷は、その退色を滑らせながら、レンズの水溜りに 付着する。おそらくの、微細な前述の揺らぎを固められ日付にファイルして、「解決済み」の懐疑を裏切っている。意図されたものとは言わないにしても、当座 の思索をひとつの戦術的苦渋として選択せざるをないものを何と呼ぶべきなのだろう。ゆがんだ仮面の返還を自転して、そのままの地勢をぬり絵に収めていたの はいまだに規制されない未来への現在からの思慕でしかない。この三途の川をこしらえてしまった愁はきわどい宣告を求められた難問というアポリア。

 

閉じようとした扉から向こう側の開けようとする:51に

 

閉じようとした扉から向こう側の開けようとする:51に、背負わされた負債の見開かれたページ。そのまま眠り続ける ことの消耗を、いつかの口癖にして、かなわなかった絶対的多数を排斥してしまっている。だからといって、閉じようとして、なお、厚顔はハーレーダビットソ ンに今も夢中なのだろう。それを鵜呑みにする静かな予感は、きっと、君のせいばかりではないけれど、内部化された可塑性をそのままに、客体を位置づけるこ ともできないのは素敵な事実でもある。「知の地政学とは」と切り出されて、後ずさりするのも面倒くさいのなら、そのまま降伏の旗を振っていなさい。

 

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