音言遊戯館
Дворец игры
звука и слова
その奥へと続く水の便りの 音遊戯帖第65集
Письмо воды продолжается к внутренней
❏ 2011.11.19〈Суббота〉 -2012.3.05〈Четверг〉
❏ Пять щестьдесятый том тетрадейдля игры звука и слова
Звук,звукозапись,стихи,Фото.и дизайн:ОНЮГИ. Программное оборудавание, Cakewalk/MUSIC CREATER 5. ZOOM Handy Recorder H1.Shure SM57 микрофон,Cardioid DM-876S микрофон и Yamaha MV802 Хроматической насторойка,MT-1200,TU-12H. Зписался на звукстудии ругнои работы ОНЮГИКАН.19 Ноября 2011~05 Марта 2012.
URL:http://onyuugi.wix.com/onyuugi/ Email:onyuugi@infoseek.jp
Music,recording,poem,photo and sleeve design by onyugi. Recording application software Cakewalk/MUSIC CREATER 5. ZOOM Handy Recorder H1.Shure SM57 microphone,Cardioid DM-876S microphone, and Yamaha MV802. MT-1200 Multi temperament tuner,Chromatic tuner TU-12H, Recorded in The Handmade Studio ON YUGIKAN. 19 Hovember 2011~05 March 2012.
URL:http://onyuugi.wix.com/onyuugi/ Email:onyuugi@infoseek.jp
使用楽器・音具 Музыкальный инструмент/Звонкои инструмент
ギター8・Acoustic guitar(Fendar・MA-1)
ギター1・Acoustic guitar(Maruha・FB200M)
ギター11・Acoustic guitar(YAMAHA・FG450)
ギター5・Electric classic guitar(APX-7CN)
ギター2・Electric acoustic guitar(ovation1587-9)
ギター13・Acoustic guitar(TAKEHARA GUITAR 1975 GT-130)
マンドリン1(S.KUNISHIMA.NO.2)
マンドリン2・Electric acoustic mandolin(ApplauseMAE148)
ビン9(水差し)
缶14(「PREMIUM BLACK」ユーシーシー上島珈琲㈱)
缶12(「トマトジュース」カゴメ㈱)
鈴(りん)
ホチキス
缶15炭酸せんべい(神戸市有馬温泉湯之花堂本舗)
缶10(あけぼの・おいし焼き)
茶筒2(かつおぶし削りぶし「㈱にんべん」)
ワインボトルのシール
茶碗
でんでん太鼓(小)
レインメイカー1、2
ティンシャ
スーパーボール
新聞紙
ワイングラス1
クリップ(緑)
お椀1、2
どんぶり
フレーム太鼓
カウベル1、2、3、4
カウベル8
水筒
魚板
かたかた1、2
机
カーペット
床
栓(Asahi スーパードライ)、(KIRIN クラシックラガー)
ボール(ステンレス)
へら(木)
ジョウロ
留め具
ドラ
アナラポス1
ブルースハープA
ボタン
水
笛
土笛
竹
布
その奥へと続く水の便りの
その奥へと続く水の便りの、乖離に逆回転させられた大地の糧には、希望の連鎖が並んでいるはずだった。装着は比較機動性の19世紀の賜物でもあったし、それまでの衷心への視覚を省みることのなかから紡ぎだされてきたはずだった。とはいうものの、終わりの短命化は容赦なく、アジアの地軸に染まりながら晦渋への祈りを打ち砕いてもいた。そこにあることの確かさは代えがたいものであるにしても、あるにしてもの先の不透明さにうなだれているのも、ある意味での詩行の償いかもしれない。窓は開かれて、虹の光を失ったとしても、耐えたことへの抗いは空の下の非文字に救われている。
駆逐された換骨的絹の伎楽の舞を
駆逐された換骨的絹の伎楽の舞を、名付けて耳を考えていた。周期説のうろたえた拍節を数え上げながら、海への二艘の島へ旋律させる。それらの惰眠を透明さを泳ぐ粗雑な価値意識とを消え入りそうなほどに後退させようとする。培われて化学式の葛原を転げ落ちる呪文に留めながら、なおも、水面の紅に心をときめかす。それでも模糊とした広げられた直感の見取り図を結びの果実に味わい尽くしながら、蒼鉄の反映を反面に移してもいる。濁りの文節はその冬のかけがえのない日常だからこそ、露悪の泥濘を絵文字に変えようともする。それらの箱系の糸の行方は、残された仮想域をにわたずみしている。
すべて行われていた描綴船の
すべて行われていた描綴船の、焚書の文字を片方の目に焼き付けて、輻輳の果実を曖昧にする。禁句を舫いの軌跡に沿わせていたにせよ、黎明の印画を疑う必要もなかった。それらも打ち消された封印の境界に、宛のない内属性への再訪を奇矯への思考帯に引きずられてもいる。目指された韻律はノートの片隅にあって、幼子の危うさを雫として手のひらに受けとめよう。海貝はそのままに、いつだって、異彩の香りをはなっていたのだし、帰還の設計図を星屑と一緒に置き忘れてきてしまったのもしかたのない綺羅のような気もする。そして、眠りの遠隔は朧気な電波に水窟を祈られているばかりなのだろう。
午後のカレンダーは水槽の白い夢を見ていたのだから
午後のカレンダーは水槽の白い夢を見ていたのだから、その人のはずのない意外な微細化の構造を引数にしている。とてつもなくうなだれた夜への廃材を見上げながら、それまでの提灯をぶら下げる必要などなかったのだろう。しかも、船出してしまったばかりの蝋石を齧りつけて、表層を透明化させながら、内部への二重奏を翻弄し続けている。それらのアトリエのロンドを拾い集めているタルトーの人への粉塵をいまでもおぼえているはずだった。残滓はそれでも停止した空間のように広場の散華へと、制御へなだめられながら内海への軌跡を紐解いていく。
儀礼は砂の指先の青さを探りあてることもなく
儀礼は砂の指先の青さを探りあてることもなく、制御はすでに過去の棲家を問いただしてもいる。統べる言語の語りの口吻にも似た鮮やかさで、1000年はあっという間の縮図を開示する。これらの停滞とも攪拌にも告げられようとするひそやかさの内面に、巻き取られて、移動を繰り返す廃れのはかなさにわれわれは何を見出そう。時計のネジ巻きは壊れて久しく、下敷きにされた伝承の1200行からは、絵筆と手を取り合って、羊の舞を降り注げば、花束は野を踏む人々への祝祭をも迎えることができたとしても、水溜りに呪縛されて、それでもこぼれかけのミルクを奪い合うのは21世紀の悲しさかもしれない。